カサカサハダとウルオイ

老人性乾燥肌とは?

人は年齢を重ねていくことで、皮膚は勿論のこと、さまざまな組織の機能が徐々に低下していきます。
年齢を重ねていき、したがいまして皮膚を保湿する成分が減っていき、結果として乾燥してしまう事を、老人性乾燥肌といいます。
状態としては、老人性掻痒症と老人性乾皮症に分けられます。
どちらとも、年齢を重ね皮脂の量や水分の量が減っていく事が主とした原因です。
老人性掻痒症は、肌が外からの刺激をうけやすくなる状態になってしまいますよ。
一方、老人性乾皮症は、肌がかさつく状態になり、かゆみがでる状態です。
老人性乾燥肌になってしまうのはやむを得ない事なのですが、対策をしていく事で予防や改変ができます。
老人性乾燥肌の状態が出ないようにする方法として有効としているのが、入浴です。
入浴する際には、熱いお湯ではなくぬるめのお湯をはります。
熱いお湯は皮膚から水分を奪ってしまうため、乾燥しやすくなるのです。
また、身体を洗う時などは、石鹸などはよく泡たてて、肌に刺激をあたえないようにやさしく洗って下さい。
入浴剤や体を洗う際に使う石鹸は、無添加のものや刺激の多くないものを使うと良いでしょう。
肌が乾燥してきたなと感じた時には、保湿有効なクリームなどを活用して肌を出来るだけ潤った状態にしておくと、状態が改良されていきます。
老人性乾燥肌の状態で一番つらいのが、かゆみです。
人によってはかゆみが中々強く出る事もあるとおもわれます。
こうなってしまいますよと自身だけで状態を改良するのが簡単ではなくなってきますので、皮膚科などで診察を受ける事が必要になってきます。